日々あれこれ

【強すぎ】大阪桐蔭が嫌いなのも、ヒール扱いなのも仕方ない。


一昔前、甲子園での「ヒール」と言えば

当時・最強を誇った大阪代表「PL学園」


松井秀喜さん5打席連続敬遠の高知県代表「明徳義塾」


近年で言えば「ベンチ入りに地元選手0人」と言う構成で
批判の対象となった熊本県代表の「秀岳館」


いつの時代も、「ヒール役」が存在する甲子園


「弱い高校が強い高校を倒す」
と言う高校野球一つの醍醐味が

こういったわかりやすい構図を求めている部分もあると思います。
(近年の公立高校びいきもその一部ですかね?)


そんな中、ここ数年圧倒的な「ヒール役」として
甲子園で絶対的な存在感を見せているのが

「大阪桐蔭」



平成の30年間で63勝12敗

春夏合わせて8回の全国制覇

と、圧倒的な強さ。

それにつれて増えてくるのが「負けろ」の声や「アンチ」の存在

高校生に対して、なんだかかわいそうだなと思う事もありますが
大阪桐蔭のチーム作りを見ているとそれも仕方ないのかなと感じます。



有望選手を揃えた「高校生オールジャパン」

大阪桐蔭と言えば「西谷監督」が全国を練り歩くスカウトが有名。

ネット上での噂でしかありませんが、当時中学生の子が西谷監督からの接待を暴露したことが話題となりました。

来年の4月大阪桐蔭へ野球特待生で入学します。
今日は俺だけ練習に行かずに監督と一緒に大阪桐蔭グランドへ
また桐蔭の部長さんと三人で談笑してたら 目ん玉飛び出るかと思った。
あの西谷監督が握手を求めに来てくれたんです。
午後から実戦やから4番打たしたかるから入ってみろって言われて 本間に4番打った 。これが事件の始まり
なんかなめられてんかわからんけどストレートばっかり来るし一発かましたった
軽く振りぬいてセンターバックスクリーンの壁に直撃した
気持ちよかった。西谷監督とハイタッチしたし
明日は西谷監督と部長さん んで神戸中央シニアの監督の4人で
外食に行ってきます

http://baseball-nanj.com/blog-entry-3951.html

信じるか信じないかはあなた次第…

西谷監督は、普段の練習ではほとんど学校にいないようです。
日ごろは北海道から沖縄まで、有望な選手をかき集めるために全国行脚

その成果もあって、2018年の甲子園ベンチに入った選手は
このような顔ぶれでした。

1 柿木蓮(3年)U18日本代表
2 小泉航平(3年)高校No.1捕手
3 石川瑞貴(3年)中学日本代表4番
4 山田健太(3年)中学世界大会優勝
5 中川卓也(3年)U18日本代表
6 根尾昂(3年)50年に1人の逸材。U18日本代表
7 宮崎仁斗(3年)少年野球日本代表
8 藤原恭大(3年)高校No.1野手。U18日本代表
9 青地斗舞(3年)河南リトルシニア4番
10 横川凱(3年)中学日本代表。高校No.2投手。
11 井阪太一(3年)奈良西リトルシニア4番
12 飯田光希(3年)中学徳島No. 1捕手
13 宮本涼太(2年)次期主将。中学タイトル総ナメ
14 俵藤夏冴(3年)中学四国No. 1内野手
15 青木大地(3年)郡山リトルシニア4番
16 中野波来(2年)中学日本一投手
17 奥田一聖(3年)中学北海道内No. 1野手
18 森本昂佑(3年)中学で既に140キロ投手
記録員:小谷優宇(3年)中学で144キロ。中学日本代表


赤ラインの選手が2018年のドラフトでプロ入り。


更には記録員の方も140キロを投げられると言うのは驚きです…


見たいのは「絶対的な強者」よりも「ドラマチックな展開」


全員が全員そうではないかもしれませんが

甲子園を見ている多くの人は

「最終回の劇的な逆転」
「たった一人で投げるエースの力投」

と、言ったドラマティックなストーリーを楽しみにしている方が多いように感じます。

八戸学院光星 対 東邦の試合での観客の拍手が話題になりましたね


この他にも

  • 広陵 対 佐賀北
    強豪私立 対 公立高校・決勝戦で奇跡の逆転満塁ホームラン
  • 一人で投げぬいたエース
    早稲田実業・斎藤佑樹
  • 金足農業の快進撃

などなど…

わかりやすいドラマが期待されています。


「戦力的に全国ナンバー1の大阪桐蔭が負ける所を見たい!」

と、言う一つの物語は

熱心な高校野球ファンにとっても

そこまで野球に詳しくない方にとっても


わかりやすい一つの「ドラマ」として理解しやすいのでしょう。


それでも勝つのが大阪桐蔭の強さ

大阪府民でない私でも

毎年、甲子園の大阪代表を見ては

「あ、今年は大阪桐蔭なんだな」
「今年は履正社なんだ!大阪桐蔭は何回戦で負けたんだろう?」


と、思うほど気になる存在。


そして

「勝って当たり前」

と、言う強烈なプレッシャーを跳ねのけて勝ち上がるのが大阪桐蔭の強いところ。


それでも、勝てば勝つほど「負けてほしい!」と言う人が増えるのも事実。



大阪桐蔭が応援されるようになるには「負け続ける」しかないですが
それは無理でしょう…


令和の時代になった甲子園。

スカウトの方針を変えずこれからも勝ち続けるのであれば

しばらく「ヒール」大阪桐蔭の時代は続きそうです…

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