高校野球

甲子園が私立ばかりになってつまらなくなった件。強豪公立高校はどこへ行った?

僕が野球に興味を持った小学生から

実際に野球を始めた中学生くらいまでは

 

甲子園に出場している高校の私立と公立の割合は

半々だったと思いますが。

 

 

いつのまにか急速に甲子園へ出場する高校が

私立だらけになりましたね。

 

ちなみに2019年の甲子園には

 

私立高校 35校

公立高校 14校

 

の割合

 

過去10年間の甲子園優勝校を見てみると

 

公立高校の優勝は0

 

2007年の「がばい旋風」佐賀北高校が最後ですね。

 

あまりにも毎年、私立高校ばかり勝ち上がるんじゃ

面白くないなぁ…

 

と、思っている私ですが…

 

スポンサーリンク

 

公立高校が勝てなくなったのは「甲子園のビジネス化」

結局

 

「甲子園」

 

と、言うものが日本最大級の野球コンテンツに成長した結果

その周りで動くお金も大きくなってしまったのが

 

今、現在起きている私立至上主義の原因なんでしょう。

 

高校野球の監督が「年棒制」と言う矛盾

高校野球の監督は当たり前ですが

基本は学校の先生ですね

 

もちろん、学校の先生は地方公務員となりますから

年収は自治体の違いはあれど400万円~700万円ほどになるでしょう

 

そもそも部活の顧問はボランティアのようなものですから
(これはこれで問題なんですけどね…)

 

お金どうこうではない部分が大きいはず

 

それでも校外関係者の監督を

高年棒で招くことで甲子園出場を狙うわけですが

その時の年棒が半端じゃない…

 

色々と賛否両論ある

元秀岳館高校監督で現県岐阜商監督の

鍛治舎巧監督

県岐阜商へ移籍した際の事をこう語っています

 ―好条件のオファーもあったのでは…。

 そりゃ、ありましたよ。(年俸)3000万円以上のところもありました。1800万円のところも。でも、そういう学校には行けない。この年齢になって、お金で動いていると思われるのが一番、嫌なので。お金なんて関係ない。

 

このインタビューだけを見れば

「やっぱりお金じゃないんだ!」

と、言う風に感じるかもしれませんが

 

気になるのはそうではなくて

 

鍛治舎監督に年棒3,000万1,800万のオファーを出した高校が存在した

 

と、言う事実です。

 

 

 

 

おいおい…

 

年棒3,000万の監督が指揮して

全国から高校生をかき集める私立高校

 

地方公務員で年収700万円の監督が指揮して

基本的には地元中心の生徒が集まる公立高校…

 

どっちが勝つかなんてわかりきってますよね…。

 

 

選手獲得にも金が動いてる

公立高校が一般入試でしか選手を獲得できない

できる事と言えば「うちに来ないか?」と声をかけるだけ

後は選手の意思に任せる事しかできません。

 

それが私立高校ともなれば話が変わってきます。

 

プロから社会人や大学に流れたカネは高校に流れ、そのカネが中学生の獲得に使われる。
そこで重要な役割を果たすのがブローカーと呼ばれる人たちで、彼らは全国各地の有望な野球少年に声を掛け、“契約”している高校に入学するように口説く

~中略~

彼らはシニアリーグや中学野球部に逸材がいるとの情報をキャッチすると、そこへ出向いて監督や保護者に接触する。
「中には保護者から、“ウチの子を甲子園に行かせたいので協力してほしい”と相談されるケースもある」(同前)という。
その子供を高校に紹介して、報酬を受け取るのだ。

~中略~

「高校から依頼されて選手を獲得すれば紹介料は月額5万円、3年間で180万円前後が相場。
親から頼まれて強豪校に入学させた場合は、10万~30万程度の謝礼が発生する。
その子供が在学中に甲子園に出れば、さらに数十万円のボーナスが上乗せされるようです」

~中略~

最大の収入は、紹介した子供がプロ入りした時の謝礼だという。
 
「プロとの契約金の5%がブローカーに渡ったというケースもある。
有名大学や社会人野球に進んだ時にも報酬が発生するので、“3年に1度甲子園、10年に1度プロ入りすれば家が建つ”といわれます」

 

 

これは一部の高校関係者の話かもしれませんが

こうした話があるのも事実。

 

いかにも高校野球の闇って感じ。(笑)

 

実際、僕自身が高校球児だったわけで
同級生には某強豪校に行った選手がいました(最終的には実業団チームでコーチを務めるほどになりましたね)

で、よくよく思い出せば
なーんかいましたよ、怪しいおっちゃんが。(笑)

 

当時は「えらい気さくなおっさんだなぁ」としか思ってなかったですが

 

あれは間違いなくこの手のブローカーでしたわ。(笑)

 

僕自身も野球に力を入れ始めた新興高校へ推薦されましたし(別の公立高校へ進学しましたが)

 

 

愛する我が子を甲子園に送り出したい気持ちがあるのはわかります

実際、甲子園に出たからと言ってプロ野球選手になれるのは一握り

 

そう考えると「甲子園ありき」で子どもの進路を決める親はどうなのか

 

何もわからない中学生を食い物にするブローカーはどうなのか

 

それは本当に子どものためになるのか。

 

 

それこそ、鍛治舎監督が率いた熊本県代表の秀岳館高校が

大阪出身者ばかりで叩かれた時がありましたね。

 

大阪からわざわざ熊本へ進学し

プロ野球選手になれれば御の字

しかしそこで花が咲かなければどうするつもりだったのでしょうか…

 

進路を約束したうえで熊本に呼び寄せたのか。

 

もし、高校卒業の進路までを用意したのであれば

それはそれで子どもの自主性を奪う

「野球だけやってればいい」

と、言う風に成長していってしまうのではないか…。

 

まぁ、余計なお世話かもしれませんが

 

何も知らない中学生の裏で大金が動いていると思うと

なんだか複雑な心境になりますね…

 

スポンサーリンク

選手は悪くないけど、やっぱり「外人部隊」は気になる

 

東北の高校や鳥取・島根の高校

鍛治舎監督が率いた秀岳館高校など…

 

たまーに「関西出身者が6割~7割を占める」高校が甲子園に出ることがありますよね。

 

 

 

全然いいんですよ。

関西出身の子が他県で甲子園に出たって。

 

その子たちは一生懸命頑張って

甲子園を勝ち取ったわけですから

ルール違反でもなんでもありません。

 

ただねぇ…

 

選手の出身中学校が良く紹介されますけど

 

地元の〇〇中学出身だとか

聞き覚えのある中学出身だと

 

「お?あんな田舎の中学から出たのか」

 

なーんて感じることがあったりするんですけど

 

甲子園に出場した高校の生徒が知らない土地の知らない中学ばかりだと…

 

(ちなみに2016年の熊本県代表・秀岳館高校のメンバー)

1番 有村選手 大阪・津田中
2番 九鬼選手 大阪・蹉跎中
3番 木本選手 京都・嵯峨中
4番 堀江選手 大阪・第七中
5番 広部選手 京都・北宇治中
6番 松尾選手 大阪・三島中
7番 天本選手 佐賀・鳥栖西中
8番 原田選手 佐賀・武雄中
9番 木村選手 大阪・第四中
10番 中居選手 大阪・今津中
11番 田浦選手 大阪・平野中
12番 川端選手 京都・木津中
13番 井上選手 大阪・門真はすはな中
14番 宮平選手 沖縄・小禄中
15番 松成選手 福岡・太刀洗中
16番 天野選手 神奈川・十日市場中
17番 半情選手 福岡・直方第三中
18番 赤坂選手 大阪・第一中

 

熊本出身者0で有名になりましたね。(笑)

 

一体、何県代表なんだよ!

 

と、突っ込みたくもなりますが…

 

 

戦っている選手は悪くない

それは十分にわかっています。

 

さっき書いたブローカーの件もあるし

鍛治舎監督から直接のアプローチもあったでしょう。

 

  • 甲子園に行きたい!
  • プロ野球選手になりたい!
  • 野球の強い高校に行きたい!
  • しっかりとした監督(鍛治舎監督を始め大阪桐蔭の西谷監督、広陵の中井監督などなど…)

 

純粋にこんな思いで進学してきたのでしょう。

 

 

それでもこの時ばかりは

 

実家が熊本ってこともあるし

元々、熊工ファンだってこともあって

 

 

秀岳館はマジで負けろ。

 

と、思ってしまいましたから…

 

やっぱり、各都道府県代表を名乗るのであれば

8割~9割は地元出身者で頑張ってほしいなぁ…

 

と、勝手に思うんですよね。

 

 

スポンサーリンク

強豪公立校はどこへ行った?

 

まぁ、そんな大人の事情もあるので

今後の甲子園も「私立が強化される流れ」と言うのは

確実に続いていくと思いますが

 

 

ところで、過去に栄華を誇っていた

公立の強豪校は一体どこへ消えていったのでしょうか…?

 

 

気になる高校をピックアップして

最近の戦績も合わせて見ていきたいと思います!

 

 

愛媛県・松山商業

「奇跡のバックホーム」

 

と、言えば高校野球ファンならピンとくる

愛媛県の強豪「松山商業」

 

 

全国制覇の回数は7回
甲子園出場はある夏合わせて42回
甲子園通算勝利数は80勝

 

夏の甲子園の勝利数60勝は全国3位

同じく夏の甲子園優勝回数5回も全国3位

とんでもない成績を残している超名門

 

 

ところが夏の甲子園には2001年に出場したのが最後

春のセンバツは1996年が最後と

かなり寂しい成績に終わっています。

 

 

令和2年の愛媛県大会での成績は

夏の選手権がベスト8

秋の県大会もベスト8で敗退

 

近年の成績も一定の所で頭打ちの印象がありますし

案外もう野球に力を入れてないのでは?

 

とも思ってしまいます…

 

 

全国の松商ファンの為にも

もう一度甲子園で古豪復活といきたいところですね!

 

スポンサーリンク

広島県・広島商業

松山商業に負けじと全国トップクラスの成績を残しているのが

広島県の古豪・広島商業

夏の選手権

優勝回数6回は全国2位

 

夏の広商

 

の異名を持つ広島県を代表する強豪です。

 

ここ数年は低迷していたようですが

 

2019年・広島県を制し15年ぶりに甲子園へ

2020年も夏の独自大会を制し

 

広島県大会2連覇を達成

 

「名門復活」と言いたいところですが

 

2019年に出場した甲子園は残念ながら初戦敗退

2020年はコロナ禍で甲子園は開催されず…

 

と、もう一歩物足りない印象。

 

ただ、近年はライバル校の広陵高校に差をつけられているイメージから

着実に巻き返している広島商業

 

まずはこのまま広島県の覇権を取り返す!!

 

と、いったところでしょうか?

 

熊本県・熊本工業

川上哲治・前田智徳

 

2人の天才を世に生み出し

九州屈指の名門として君臨してたのが熊本工業

 

ちなみに、上述した松山商業の「奇跡のバックホーム」

この時の対戦相手はこの熊本工業ですね。(笑)

 

熊工の愛称で全国の高校野球ファンから愛されますが

 

ここ数年はさっきも取り上げた秀岳館高校九州学院の後塵を拝していました

 

それでも甲子園出場回数は春夏合わせて40回

県内では断トツNo1の名門

 

春は2017年に9年ぶり
夏は2019年に7年ぶりに甲子園に舞い戻り

 

こちらも「古豪復活」をアピールしました!

 

ただ、広島商業同様

2007年の春にベスト4へ進出して以来

  • 2009年 夏 初戦敗退
  • 2013年 夏 初戦敗退
  • 2017年 春 初戦敗退
  • 2019年 夏 初戦敗退

と、過去4度の出場で全て初戦敗退

これもまた寂しい結果となっていますね…

 

甲子園で準優勝3回の名門

甲子園初制覇に向けて

まずは熊本の覇権を取り戻したいところです!

 

 

千葉県・習志野高校

 

美爆音

 

で、一躍有名となった習志野高校

千葉県の公立強豪として1962年夏に甲子園初出場

5年後の1967年に初優勝

 

選抜に初登場したのは1975年

 

夏の優勝2回

春の優勝1回

 

を、数える超強豪です

 

ただ、平成の間に春31回・夏30回行われた甲子園大会

合計61回行われたうち出場はなんと5回

 

木更津総合・拓大紅陵といった新興高校に苦戦していたイメージが強いですね

 

それでも2009年に出場して以来

久々の出場となった2019年春のセンバツではなんと準優勝!

 

 

この年は春夏連続出場を果たしました

 

2020年の夏に行われた

千葉県の独自大会は地区大会敗退

秋の県大会も地区大会敗退

(ちなみに夏・秋共に木更津総合が優勝)

 

そう簡単に勝ち続けることはできませんが

なんとかこのまま流れにのって

私立だらけの甲子園に風穴を開けてほしいところです!

 

 

地元の公立校が勝つと
やっぱり盛り上がるよね。

 

何度も言いますが

私立校だろうが公立校だろうが

一生懸命プレーしている選手には一切関係ないです

 

 

それでもたまに出てくる

「田舎の公立校」

「小さな島の高校」

と言った高校が出場した時の

 

町や村一丸となって

島民が街から消えてテレビにくぎ付け

町民全員バスに乗って甲子園へ

 

なんて言うエピソードを見ると

 

なんかメチャクチャ楽しそうだなー

と、思うんです。(笑)


テレビでよく映る、Tシャツ着ている街の兄ちゃん的な人がはしゃいでるの見ると
ほんと楽しそうで羨ましいです。(笑)

 

そして、おじいちゃんも甲子園を夢見る少年もその辺の主婦も

心から地元の高校を応援しているインタビューを見たりすると

なんとも言えない気持ちになるわけです。

 

 

僕も、母校や地元の高校が甲子園に出ると

  • エースの〇〇君あそこのコンビニによく来るらしいよ
  • この前ヒット打った子、あそこのスーパーで見たよ!

と言うちょっとしたエピソードも密かに楽しんでいます。(笑)

 

まぁ、逆に大阪桐蔭や横浜高校、智辯和歌山や明徳義塾と言った

全国的に有名な強豪が「王者」として君臨するからこそ

公立高校が勝ち上がるとより一層盛り上がるわけで

 

結局、今の感じが一番面白いのかもしれませんけどね。(笑)

 

 

皆さんはどー思いますか?(笑)

スポンサーリンク

 

 

-高校野球

Copyright© Wonderful life , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.