日々あれこれ

【中小零細】遅刻魔従業員への苦しい対処

 

うちには遅刻魔従業員がいます

弊社工事部の社員第一号

現場経験者で真面目で素直

一生懸命働くし意欲もしっかりある

 

小さな会社の弊社にとっては

間違いなくエース候補の一人(とはいっても社員は4人、、)

 

 

ただ、最悪なのが遅刻癖

 

 

すいません、今起きました、、、

 

 

もう、このセリフを聞くのは何度目か。。

 

 

いっそのこと開き直ってくれれば

こっちもパワハラ上等のぶち切れMAXで攻め立てられるんだけど

いかんせん、遅刻したその日は物凄く落ち込んで反省した態度

ちょっとでも説教すれば泣き出すんじゃないかってくらいのメンタルの弱さ。。(笑)

 

じゃあ遅刻すんじゃねぇ!
泣きたいのはこっちだよ!

 

なんて愚痴る相手もおらず。

 

今日もビール片手にうだうだブログを書く悲しい零細企業の社長。。

 

 

ちなみに、今日は朝から「いい加減にしろよ」と声色を少し変えて説教

すると、乗車数分で涙がぽろぽろ

 

これじゃあ、俺がいじめてるみたいじゃないか。

と、変な罪悪感にさいなまれながら色々とお説教

 

伝えたのは

 

  • 次からどうするか考えなさい
  • 継続して取り組める方法を考えなさい
    (もう酒は飲みません!)と言う発言を受けて
  • 遅刻は言及・降給対象だと改めて通告

 

本人はかなり反省したらしく

今日は一日、悲しそうな顔で現場をこなしていました。

 

継続して取り組める方法を考えてほしい

 

さっきのポイントでここは時間をかけて話をした。

 

今回の遅刻は「女と朝まで飲んでいた」事らしい

この辺の理由も素直に話すあたり本当に裏表のない可愛い奴なんだが

まぁ、その辺は置いといて。

 

 

で、説教して「今度からどうするのか」と問い詰めると

「お酒はもう飲みません」とのこと

 

 

いやそれは無理よ。(笑)

無理な宣言はしなさんな

昨日まで仕事の前日も浴びるように飲んでた人間が1日説教されただけで断酒できるわけない

 

しかも、そんな何かに縛られた人生なんて生きる価値ないでしょ?

 

お酒は楽しめばいい(ただし時と場合による)

友達とも遊べばいい(ただし翌日のことも考えて)

 

 

こんな枠に収まった回答なんて本当はしたくない

もっと尖ったアドバイス(遅刻なんて関係ねぇ!朝までいくぞ!)ができるのがかっこいい上司なんだろうけど

社長ともなるとそうもいかないのが辛いとこ

 

32歳にして器のちっこいアドバイスしかできないんだけど

まぁ、彼も25歳。

今後の人生が長いことを考えると、時間の使い方とお酒との上手な付き合い方を覚えておいても損は無いでしょう

 

と、言う事で提案したのが

 

仕事の前はお酒は控えるように
(飲むなら近場か家で、時間も早目に切り上げる)
事前に仕事の前日には友達との飲み会や宴会の予定は入れないようにする

 

とまぁ、こんな感じの内容

とにかく繰り返し伝えたのが

「継続して取り組める改善方法を実践しなさい」

と、言う点。

 

 

よくいるじゃないですか

社員が何かやらかしたときに

やれ減給だ、休日返上で働けだ、反省文・始末書

それからあまりにもハードすぎる改善案を実践させる鬼のような経営者さん

 

 

いや無理て。

 

今、大事なのはそんなスパルタじゃないじゃん?

持続可能な社会でしょ?えすじーでぃーずでしょ?(ちょっと違うか?)

 

根性論とかそういうのは通用しないのよ今の20代は

だってそうでしょ

頑張っても給料があがる保証はなくて

画面の向こう(Youtube等々)では同年代が一瞬で数百万~数億円を短期間で稼いでるんだから。

 

たかだか年収500万~1,000万円程度の中小零細企業の社長の言う事なんて聞くわけないって。

 

 

と、自分に言い聞かせながら。。(笑)

 

 

と、言うわけで提案したのが前述した案ってことですよ

 

大事なのは「後から言わない」

細々としたアドバイスはありましたが

結局、一番大事なのはここ

 

周りの経営者の方でよく聞くのが

「とりあえず泳がせてる」

「とりあえずどうするか見てる」

と、言うのがあるけど

 

結局、そういう時に問題になるのが

遅刻した本人が意外と

「あ、怒られずに済んだ」

みたいな精神状態になるってところ

 

それで、あとから別件で怒られた時に

「お前、遅刻もしやがって!」

みたいに怒っても

「いや、今それいうのめんどくさ」

 

って、なるの確定なんすよねぇ。

 

だから、問題が起きたならとにかく早めに声をかける

めんどくさがらずに叱る時は叱る

辞められるのが怖いかもしれないけど、放置したところで会社的にはプラスにならない

 

会社の先々の成長を考えるなら、問題は小さいうちから摘むことが大事なんじゃないかなと。

 

 

そんな彼はあれから無遅刻無欠勤。(笑)

 

今後、どうなるか期待ですね、、(笑)

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