少年法はいらない・不要!?廃止するメリットと問題点

日々あれこれ


2019年10月に衝撃的なニュースが飛び込んできました!

 

福井県坂井市の東尋坊の海で10月、滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)の遺体が見つかった事件で、嶋田さんが知人の少年ら7人(殺人容疑などで逮捕)から、ハンマーで歯を折られたり、火の付いたたばこを鼻に入れられたり、執拗(しつよう)な暴行を受けていたことがわかった。嶋田さんはその後、東尋坊の崖で少年らに「はよ落ちろ」と迫られ、飛び降りたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00050158-yom-soci

なんとも恐ろしい事件が世間を賑わせていますが…

 

 

過去にも同じように

少年が起こした凶悪事件として有名なのが

 

などですね



特にネット界隈では「女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関しては
今なお語り継がれる

史上最悪クラスの残忍さと凶悪さ

で有名となっています。


※犯行を行った4人の少年の一部は服役~釈放後、詐欺や殺人未遂などを犯しています。

 

 

そして、この事件がタイトルにもある

「少年法の是非」

について、世間で議論が巻き起こる大きな一つのきっかけとなりました。


この記事では

  • 少年法の廃止を求める世間の声
  • 少年法廃止の意外なメリットと問題点

 

この3つを主に取り上げていきたいと思います!

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少年法は甘すぎる!いらない!

 


先程軽く紹介した

北九州女子高生コンクリート詰め殺人事件で

 

犯行に加わった4人の少年は

 

  • 少年A 懲役17年
  • 少年B 懲役5年以上10年以下の不定期刑
  • 少年C 懲役4年以上6年以下の不定期刑
  • 少年D 懲役3年以上4年以下の不定期刑

 

文書を見るのも恐ろしいほどの事件を起こしながら
「死刑」や「無期懲役」に誰もならないことから



世間から「少年法不要論」が飛び出しました

 

少年法を改正し、死刑で良いと思います。

この凶悪犯らが少年法のために数年で社会に放たれる。名前が分からないので防ぎようがない。日本はまだこんな事を続けるのですか?

これ皆死刑でいいだろ? 少年法?これ少年がやるような犯罪じゃないよ?

人を殺したのならその贖罪は命でしかできないと考えてます。 しかもこんな悪意を持った殺害方法、全員の死刑を願います。 はやく少年法の厳格化を。

東尋坊の殺人。少年法はもう意味をなさない。即死刑でいいと思う。私が親なら全く同じ方法で殺してくれと思う。

 

 

冒頭に取り上げた福井県の事件には

女子高生コンクリート詰め事件同様

 

少年法に対して強い批判の意思を持っている方が多く見られた印象があります!

 

 

しかし、僕が気になるのはこのような少年法廃止の件について

「感情的な意見」

が、少し多くみられること。


そんな方々を意識しながら

次は、少年法の意外なメリットを見ていきます!

 

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少年法の意外なメリットと問題点

 

まずは少年法の中身を見てみましょう!

まずは年齢による罰則から

  • 0歳~10歳
    刑事責任年齢に達していないため、刑罰は受けない

  • 11歳~13歳
    同上

  • 14歳~17歳
    死刑を科すべきであるときは代わりに無期刑を科さなければならない。無期刑を科すべきであるときは、代わりに10年以上20年以下の有期の懲役又は禁固刑を科すことができる。

  • 18歳以上
    量刑の緩和措置は定められておらず、成人と同様に処罰される。

 


現在は2000年の少年法改正で


14歳以上の少年には、きちんと刑事責任が問われることになったのです。

また

 

被害者を故意の犯罪行為により死亡させた16歳以上の少年は検察官に送致する

 

のが原則になっています。


この法律があるからこそ

 

「14歳以上は刑法で裁くことができるし、16歳以上の少年に関しては検察に送致(いわゆる送検)されることが原則となっている。」

もっと簡単に言うと

「少年法があるからこそ14歳以上ならきちんと法で裁くことができる」

と言う事を理解しておく必要があります。
(現実的に今のところ12歳以下が殺意を持ってリンチや暴力で大人を殺す事は想像できませんから…)

 

ここを押さえておけば、少年法のメリットと必要性がわかるかと思います。

 

でも…納得いかないのはそこじゃない!!



しかし恐らく、世間の皆さんが指摘している少年法の矛盾

皆さんが納得できていない部分はきっと



「未成年が犯罪を犯した場合、成人に比べて相当の罰則が与えられてない・正当に裁かれていない」

と言う部分でしょう。

 

ここでいう犯罪とは

「窃盗」「暴行」などのようなものではなく

 

数年に一度起きるような

「殺人」や残虐な行為(リンチ)を含んだ暴行や強盗などなど…

頻繁には起こりませんが

まれにトップニュースを飾るようなセンセーショナルな事件のこと

 

通常なら即「死刑宣告」がされるような犯罪でも

未成年であれば「懲役〇〇年」で済んでいるような印象を受けますよね。
(実際に僕もそう思います)

 

未成年は死刑にできない

 

実はこれ法律で根拠が明記されています。




そこを表す条文がこちら


少年法第51条

罪を犯すとき18歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべきときは、無期刑を科する。
2 罪を犯すとき18歳に満たない者に対しては、無期刑をもつて処断すべきときであつても、有期の懲役又は禁錮を科することができる。この場合において、その刑は、10年以上15年以下において言い渡す


簡単に言うと死刑・無期懲役に相当する凶悪犯罪を起こした場合

大人よりも、無条件で刑が軽くなるんですね。



皆さんのモヤモヤを生み出しているのがこの条文で

「死刑に相当するような凶悪犯罪を起こす人間を

未成年と言うだけで刑を軽くするのはいかがなものか?」

 

と、言うのが大多数の少年法廃止論者の言い分でしょう。

 

ちなみにこれで量刑が軽くなったのがこちら

2003年「長崎男児誘拐殺人事件」の加害少年は中学1年で、児童自立支援施設への収容
2004年「佐世保小6女児同級生殺害事件」の加害少年は小学6年で、児童自立支援施設送致
1997年「神戸連続児童殺傷事件」の加害少年は14歳で、医療少年院送致
2000年「豊川市主婦殺人事件」の加害少年は17歳で、 医療少年院送付の保護処分
2014年「佐世保女子高生殺害事件」の加害少年は高校1年で、 医療少年院送致の保護処分
2014年「名古屋大学女子学生殺人事件」の加害少年は19歳の女子学生で、 無期懲役
2015年「川崎市中1男子生徒殺害事件」の主犯格の少年は18歳で、懲役9年以上13年以下の不定期刑
1999年「光市母子殺害事件」の加害少年は18歳で、死刑。
2010年「石巻3人殺傷事件」の主犯格の少年は18歳で、死刑。

 

ここに記載の犯罪は全て「凶悪犯罪」と言ってもいいですが

やはり、少年法に守られて処分が軽くなっている印象を受けます。

 

少年法第51条が無くならない理由


じゃあ、この法律の部分だけ変えたらいいじゃないか。

そんな声も聞こえてきますが、実はこの問題根が思ったより深いようです。

 

 

日本と言う国は少年法以前に

 

国際人権規約自由権規約の6条
児童の権利に関する条約の37条



この二つの国際条約によって


18歳未満の人間の行為に対する死刑ないし終身刑は禁止されているんです。
(僕も知りませんでした…)

 

 

これに批准している以上

少年法を改正しても


どんな凶悪犯罪を起こしても18歳以下を死刑や終身刑にすることはできません。
(ちなみにアメリカはこれに同意しておらず18歳未満に対しても死刑を執行しています)

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罰した少年はいつか出てくる

 

少年院では、更生を促し・教育・出所後の就職支援や技術習得など

過ちを犯した少年を更生させるべくさまざまな取り組みをしています。

魔が差したことがあるかもしれません、精神的に未熟だった・犯罪に巻き込まれる又は犯罪に触れやすい環境に産まれた少年もいるかと思います。

そう言った少年には、少年院の制度と言うものは必要であると私は考えます。

 

しかし、問題は凶悪な犯罪を犯した少年たち。

過去の事例を見ても、出所後あらたな犯罪を犯しているケースが山ほどあります。
(北九州コンクリート事件の犯人たちはその典型ですね)

 

懲役刑と言うのは必ず数年後に社会に復帰します。

本来、死刑等の厳罰を下されるべき人間が数年~十数年で社会に放たれます。

私は、少年法は必要だと思っています。



しかし、死刑・無期懲役に相当する犯行に関しては

「終身刑」あるいは成人後「死刑」と言う形をとってもよいのではないかと思っています。


少年犯罪が起こるたびに沸き起こるこの話題。

皆さんはどうお考えでしょうか?

 

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