2020年2月ごろから徐々に拡大の一途を辿り
4月にはついに緊急事態宣言
日常は失われ自粛ムードのまま2020年も5月を終えようとしています…
コロナ禍と言う言葉も生まれ
その中で「2020年・東京オリンピック」が延期になり
各ライブ・集会・イベントが中止になっていますが
スポーツイベントも延期・中止が相次ぎ
物足りない日々が続いていますね。
そんな暗いニュースが多い日々で
5月20日から特に大きなニュースとなったのが
「夏の高校野球大会の中止決定」
ですね!
ニュースでもスポーツニュースはこの話題一択になっています。

3年生がかわいそう!

なんとか開催できないの?

なんとか救済案を!
などなど…
世間から様々な声が上がっていますが
ここで気になるのが
「なぜ高校野球だけここまで話題にあがるの?」
と、言う部分。
高校野球以外の高校スポーツも中止になる中
高校野球だけが「かわいそう!」などの声が上がっているのは
何か違和感を感じますね。
今回はそんな違和感を感じている世間の声や
高校野球が特別扱いされる理由
その辺りを紐解いてみたいと思います!
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高校野球だけ特別な理由は!?
今回の甲子園に関する一連のニュース
- 球児救済 トライアウトを検討
- 球児の夢散る 無念と悔しさと
- 甲子園中止 松坂が救済案提言
- 甲子園中止 言葉で表せない
と、2020年5月21日の時点で
Yahoo!トップニュースにこれだけの記事がトップニュースとして挙がっていますが
他の高校生の全国大会については
一切触れられていませんね…
その理由はいくつか考えられます
主催が「公的機関」か「メディア」か
「野球以外」の高校生の全国大会
いわゆる「高校総体」「インターハイ」に関して
主催する団体が
「(公財)全国高等学校体育連盟」
となっています。
夏には夏季総合体育大会が8月に開催
30競技を行う主催団体となりますが
「夏の高校野球」に関しては
ここだけが別で
主催が「日本高等学校野球連盟」
後援が「朝日新聞社」
と、明らかに主催者側の規模が違いますね…
更に「メディア」が後援についていると言うこともあり
「ニュース記事」や「ニュース番組」に登場する回数が
多くなるのは必然と言えるでしょうね…
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文化に根付いた歴史が違う
インターハイでは様々な競技が行われます。
- ラグビー
- レスリング
- スケート
- 陸上…
この他にも様々な競技が行われますが
高体連が作られたのが「1948年」
全国高校野球選手権の第一回目が開催されたのは
「1915年」
と、まず30年以上歴史の違いがありますし
各競技に限定すると
昔からある「陸上」から始まり
「カヌー」「スケート」などなど
比較的歴史の浅い競技もあり
大正時代から戦後の動乱の中でも
一貫して行われてきた野球と比べると
その歴史の深さの部分で
「スポーツと言えば野球でしょ!!」
と言われるのも仕方ない部分があるかもしれませんね…
圧倒的なファンの数
これは先ほどの「歴史」部分と重なるかもしれせん
ただ明らかに他の競技よりも「ファン層」が幅広く
圧倒的なボリュームを誇るのは野球だけでしょう。
失礼な言い方を承知で言えば
「たかが高校生の全国大会」
に、3万人以上の観客が詰め寄り
毎日テレビ放送をしてもそれなりの数字が取れるコンテンツは
他の高校スポーツには存在しません。
動くお金が桁違い
これも「野球」と言うスポーツに限定されますが
「高校生の野球大会」
にしては、その大会の最中・大会後に動くお金が桁違いになります
思いつくだけでも
- 放映権
- 各高校のグッズ
- 宿泊施設(応援団含む)
- 甲子園周辺の飲食店
更に、プロ野球へ進むような生徒がいる場合は
「契約金」などを考えると「億」単位のお金が動いていきます。
これも、他のスポーツでは考えられないですね…
高校野球は「特別」だった
- 歴史
- 規模
- 人気
- お金
やはり、どれをとっても
他の高校スポーツよりも桁違い
高校野球が「特別扱い」されるのには
それなりの理由があるのも
多少は納得できる内容でしたね…
それにしても高校野球に限らず
2020年に高校三年生の全国の高校生には
気の毒だと言う気持しかありませんが
全ての生徒に何かしらの救済案があればと思ってしまいます…
「コロナが憎い」
と言う方もたくさんいらっしゃいます。
少しでも早い終息を祈りたいですね…
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