日々あれこれ

【高校野球】甲子園で大阪勢・近畿勢が強い理由ってなんなんだ。

甲子園を見てていつも思うんですが

 

  • 大阪桐蔭
  • 履正社
  • 智辯和歌山
  • 智弁学園
  • 天理
  • 龍谷大平安
  • 立命館宇治
  • 報徳
  • 明石商
  • 報徳

 

強い高校

いつも勝ち残っている高校って

 

 

近畿(関西)圏多すぎませんか!?

 

 

東北がー

 

とか

 

地方の離島がー

 

とか

 

 

ベスト8くらいまでいくと

割といろんな高校が特集されますが

 

 

近畿圏がやっぱり多い気がするんですよね。

 

 

なーんでそんなに近畿圏の高校が強いのか。

 

完全なる主観と偏見で調べてみました

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

やっぱり強い!近畿圏!!

2020年現在

各都道府県の甲子園での勝利数を拾ってみると

 

  1. 東京  181勝
  2. 大阪  178勝
  3. 兵庫  140勝
  4. 愛知  130勝
  5. 神奈川 127勝
  6. 和歌山 122勝
  7. 愛媛  121勝
  8. 京都  121勝
  9. 広島  119勝
  10. 千葉  97勝

 

優勝数は

  1. 大阪  14回
  2. 愛知  8回
  3. 和歌山 7回 
  4. 広島  7回
  5. 東京  7回
  6. 兵庫  7回
  7. 神奈川 7回
  8. 愛媛  6回
  9. 京都  4回
  10. 福岡  4回

 

両方とも4府県がランクイン

 

地域別で合わせれば

圧倒的な数字になる。

 

  • 年齢は全員同じ高校生
  • 練習期間だって3年間で同じ

 

なのにどうしてここまで他の都道県と差がつくのか…

 

 

調べてみたら意外と簡単でした

スポンサーリンク

 

一番は「硬式野球が盛ん」だから

 

何よりこれが一番の理由じゃないかな。

 

高校野球に進む選手は

 

  • 未経験→高校野球
  • 中学野球部(軟式)→高校野球
  • 中学クラブチーム(軟式)→高校野球
  • 中学クラブチーム(硬式)→高校野球

のルートが存在します

 

未経験→高校野球のルートは置いておいたとして

 

高校では硬式ボールを使いますから

 

当然、中学時代から硬式野球をしていた方が有利

 

じゃあなんで中学でわざわざ軟式野球なんかするの?

 

ってとこなんですが

 

  • お金がかかる
  • チーム数が少ない
    (近くにチームが無い)
  • ケガをしやすい
  • 危ない

 

色んな理由から

中学から硬式野球をする!と言うのに

少し抵抗がある人が多いのが事実

 

その中でも一番の理由は

やっぱりチーム数の問題でしょう

 

少なからず甲子園を志す少年は

一回は「硬式野球を始めようかなー」

と、思うものです

 

そこで起こるのが

「近くにチームが無い問題」

 

日本全国に硬式野球チームは1,000チームほど

軟式野球チームは10,000チーム以上あると言われています

◆リトルシニア全日本リトル野球協会:553チーム
東京都に本部があり、主に東日本のチームで分布される。

◆ボーイズ日本少年野球連盟:553チーム
大阪市に本部があり、主に西日本のチームで分布される。

◆ヤングリーグ全日本少年硬式野球連盟:170チーム
兵庫県尼崎市に本部があり、関西・中国地方のチームで分布される。

◆日本ポニーベースボール協会:107チーム
東京都に本部があり、関東・北海道・沖縄のチームで分布される。

◆フレッシュリーグ九州硬式少年野球協会:60チーム
福岡県宗像市に本部があり九州のチームで分布される。

◆ジャパンリーグ:21チーム
福岡県福岡市に本部があり、九州のチームで分布される。

◆サン・リーグ:20チーム
北海道札幌市に本部があり、北海道のチームで分布される。

その中でも近畿には主要な硬式リーグの本部が2つもあり

チーム数もそれに比例して多くなっています。

 

 

当然、中学軟式をプレーした選手と中学硬式をプレーした選手では

高校入学時の時点で差がありますから

 

これが一つ、近畿圏の高校野球が強い源泉なのは

間違いないでしょうね。

 

スポンサーリンク

競争力の問題

 

チーム数が多ければ

当然、競争が激しくなりますよね

 

その中でも選りすぐりの選手が

大阪桐蔭や履正社などを始め

超強豪からスカウトを受けて近畿中に広がっていくわけです

 

しまいには東海・中国・四国地方にまで野球留学する始末ですから…
島根・鳥取は「大阪・第2代表」なんて言われちゃってます

 

そんな激戦の近畿地方で

頭一つ抜け出そうと思ってるわけですから

 

他の地方とは練習の量も質も気合も違うのは間違いないでしょうね

 

 

 

開催地が地元ってのは少なからずあると思う

あとはこれもありますかね

 

全国大会が開催される

阪神甲子園球場の住所は

兵庫県西宮市甲子園町1−82
(大阪じゃないんですよ!!)

と、言うのは誰もが知っているかとは思いますが

 

単純に考えて

 

  • 地元で試合する
  • 何百キロも移動し不慣れな土地で試合の準備をする

 

では、精神的にも体力的にもハンデがあるのは

間違いないでしょうね。

 

 

まぁ、普通の高校生ですから

 

田舎の高校が勝ち上がれば

「うわぁ~!これが都会かー!!」

と、なりますし

 

首都圏の高校生でも

「おぉー、ここが大阪(ホントは兵庫)か!!」

と、なっちゃいますよね

 

 

ただ、近畿圏の子だけは

 

「おっしゃいくで!」

 

と、いつもの電車でいつもの街を眺めながら

いつものように試合に臨んでいけるわけですからね

 

このメンタル面の部分も含めて

ここの差は大きいんじゃないかな?

 

と、毎年感じるわけですよ。

 

スポンサーリンク

不公平化もしれないけど、やっぱり「甲子園」じゃないとなー。

メリット・デメリットとか

公平だとか不公平だとかもありますが

 

じゃあ全国大会を今更「東京ドーム」にしようとか

 

いやいや、持ち回りで

来年は福岡ドーム

再来年は大阪ドーム

その次は札幌ドームにしよう!!

 

 

なんてものでもないんですがね。(笑)

 

 

僕は、別に甲子園信者でもなんでもないんですけど

 

 

甲子園大会って「甲子園じゃないとだめなの?」って聞かれると

 

やっぱり「甲子園じゃないとだめなんです」

 

って答えたくなっちゃいます

 

 

それは「値段が相場より高くても儲かるレストラン」と同じで

 

 

味が周りと同じでも

 

何かの理由があってそこじゃないとだめって言う

言葉じゃ説明できない部分があるんですよね。

 

 

甲子園で言うその「何か」は紛れもなくその

歴史そのもの

なのは間違いないでしょうね

 

 

  • ここで松坂が投げたのか
  • ここで清原がホームランを打ったのか
  • この雰囲気で松井秀喜は敬遠されたのか

大谷が、藤浪が、斎藤佑樹が、江川が、王貞治が…

 

 

そこにぜーんぶ歴史があるから

 

球児も「そこに立ちたい!!」

と、思うんじゃないですかね?

 

 

甲子園で試合が行われる限り

近畿圏の野球熱が盛んな限り

 

 

甲子園での近畿勢の快進撃は止まることは無いかもしれませんが

 

 

 

その中で勝ち上がる

  • 東北勢の躍進
  • 東京・大阪対決
  • 野球王国・四国勢
  • 沖縄勢の初優勝

と言った物語が映えるのも事実です。

 

 

それなら逆に

近畿勢は甲子園の壁となって

全国から集まる高校を迎え撃つ

 

こんな構図で見ると

また別の甲子園の楽しみ方ができるかもしれませんね!

 

 

コロナでまともな甲子園大会を見られなくなってはや1年

 

次はいつみられるのか…?

 

心待ちにしたいと思います。

 

 

スポンサーリンク

 

-日々あれこれ

Copyright© 材料屋さん、電気屋はじめました , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.