2018年に起きた群馬県での交通事故
この事故では、87歳の男性が女子高生2名を車ではね死傷させたとして
自動車運転過失致死傷の罪に問われていました!
その判決公判が3月5日に行われ
なんと判決は無罪
お亡くなりになった女子高生の親族の立場になれば
文字通り「言葉を失う」判決となりましたが
なぜ、今回の事故では無罪と言う判決になったのか
その理由を見るのと共に
事故の概要や無罪に至るまでの経緯
この判決により語られ始めた「陰謀論」にも言及してみましょう。
[affi id=2]
事故の概要
事故が起きたのは2018年1月
群馬県前橋市の県道を自転車で通学中だった
女子高校生2人を車ではねて死傷させたとして
87歳男性が自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)
で、起訴されていたと言う事件。
(求刑禁錮4年6月)
自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷) とは?
正式名称:自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律
と、言う法律だそうです。
自動車の危険運転で人にケガをさせるまたは死亡させたときに問われる罪で
7年以下の懲役・禁固又は100万円以下の罰金刑が科せられます。
(危険運転致死傷罪は「15年以下の懲役・死亡事故の場合は1年以上の懲役」)
ポイントは「故意(わざと)であるかどうか」
今回のケースは加害者の「持病」がポイントとなるようで
危険運転致死傷ではなく「過失運転致死傷」が適用されます!
[affi id=2]
無罪の理由
今回、2人の高校生を死傷させておきながら
なぜ「無罪」と言う判決になったのでしょうか
以下が検察と弁護側のやりとりになります!
そして、裁判長からのコメントは
「(事故前に陥った意識障害の)予見可能性は認められず、運転を避ける義務を負わせることはできない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00010000-jomo-l10&p=2
「めまいの原因が低血圧であることを示す医学的根拠は見当たらない」
「事故が起きたのは事実。ただ、被告個人の責任であるというのは真相ではない」
と、それぞれコメント。
- 持病や服用している薬の副作用での意識障害を予想する事は無理
- 運転中のめまいが低血圧だと言うのは根拠がない
- 予想できない事も全て含めて加害者1人の責任だと言うのは違う
要約するとこんな感じでしょうか。
それにしても、2人を死傷させておきながらお咎めなしとは…
なんとも納得いかないですね…
みんなの反応
この判決に関するみんなの反応を見ていきたいと思います!
どこを見渡しても「擁護」するようなコメントは見つけられず…
やはりどうしても「無罪」に納得できない方ばかりのようですね…
[affi id=2]
こんな陰謀論も
そして、この無罪判決で思わぬ飛び火を受けているのが
「《池袋暴走事故》」を起こした飯塚幸三容疑者
東池袋の路上で2人が死亡・8人に重軽傷を負わせた大事故を起こした容疑者ですが
旧通産省工業技術院の元院長と言う肩書があり
更には事故当時90歳・逃亡の恐れが無いとして
「逮捕」されずに捜査が進んでいったことで
国民の不満が爆発!
「上級国民は逮捕されないのか!?」
と、言う声も聞かれました!
そんな事故と今回の判決の関係ですが
以下のような陰謀論がまことしやかに巻き起こっています。
ご覧のように
「高齢者運転の責任能力」
に言及されているようですね…
これはまぁ、皆さんの感想・予想の域を出ませんが
万が一、池袋暴走事故の飯塚容疑者が無罪にでもなろうもんなら…
日本の司法はどんな判断を下すのでしょうか?
[affi id=2]