2019年11月10日
天皇陛下の祝賀パレードが行われましたね!
天皇陛下と言えば「天皇陛下万歳」と言った掛け声が頭に思い浮かびますが
なぜ「天皇陛下万歳」と唱和するのか?
わからない方にとっては
「何となく戦争中の名残」
「なんだか怖い人がやる?」
なんてイメージを持っている方も少なくないと思います!
そこで今回は
なぜ天皇陛下万歳と唱和するのか?
気になったので調べてみました!
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まずは万歳の意味を確認
元々は中国が起源の「千秋万歳」(せんずまんざい)の後半部分を切り取ったものだそうです。
この千秋万歳とは元々「せんしゅうばんせい」と読まれ
「千年万年」つまり永遠を意味することから、長寿を祝う言葉でした。
その他、様々な国の言葉では
- ワンソイ(中国)
- マンセー(韓国・北朝鮮)
- ウラー(ロシア)
- ヴィヴァ(スペイン)
- ビバ(イタリア)
- ヴィーヴ(フランス)
- ハイル(ドイツ)
いずれも、長寿やお祝いの意味合いがありますが
「ウラー」や「ハイル」等はやはり戦争のイメージを彷彿とさせますね。
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「天皇陛下万歳」はいつから言われ始めた?
「万歳」と言う言葉自体は古来からあったようですが
天皇陛下へ向けて「万歳」を唱和するようになったのはいつからなんでしょうか?
過去の歴史を紐解いてみると
バンザイと発音するようになったのは大日本国憲法発布の日、1889年に青山訓練場での臨時観兵式に向かう明治天皇の馬車に向かって万歳三唱したのが最初だという。それまで日本には天皇を歓呼する言葉がなく、出御にあたってただ最敬礼するのみであったが、東京帝国大学の学生一同で皇居前に並び明治天皇を奉送迎しようという議が起こり、これに際して最敬礼では物足りないので歓呼の声を挙げようという話が教師の間で持ち上がった。
引用:Wikipedia
と、言うように天皇陛下へ向けて発するようになったのは比較的最近のようですね。
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なぜ天皇陛下へ向けて「万歳」と言うのか
「天皇陛下万歳」は、天皇陛下の永遠の健康・長寿を祈るものとされています。
即位の礼では公式に使われ、一般参賀などでも自発的に万歳三唱する市民の方もいらっしゃいます!
今まで、何のために万歳と唱和していたのかわかりませんでしたが
健康を祈るものだったようですね!
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これまでは、単純にお祝いの意味でバンザイと言っているのかと思いましたが
本来は、天皇陛下の長寿と健康をお祝いするもの。
日本国の象徴である天皇家が繁栄すると言うことは日本国が繁栄すると言うこと。
そう言う意味でも大事な行為なのかもしれませんね!
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