2018年・2位に輝いたチームは
広島カープ3連覇・影の立役者「石井コーチ」「河田コーチ」と言う強力な補強を行い優勝を狙いました!
ところが蓋を開けてみると2017年以来2年ぶりの最下位…
Aクラス、あるいは優勝と言った予想も多かった2019年シーズンのヤクルトですが、なぜ最下位に沈んでしまったのか…
「毎年の課題」が明確に出た2019年シーズン・そして「問題児」が退団する2020年を占います!
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打撃編
ここ数年「強力打線」をもってセ・リーグを戦ったスワローズ。
- 2015年 チーム打率 .257(リーグ1位)
- 2016年 チーム打率 .256(リーグ2位)
- 2017年 チーム打率 .234(リーグ最下位)
- 2018年 チーム打率 .266(リーグ1位)
- 2019年 チーム打率 .244(リーグ5位)
特に打線の中心である
「山田哲人選手」は 走攻守・全てにおいて日本球界トップクラス!

この選手の出来次第で打線の出来が大きく変わりました。
先程のチーム打率の推移を見た後に、山田哲人選手の成績を見てみると
- 2015年 打率.329 本塁打38 打点100 盗塁34
- 2016年 打率.304 本塁打38 打点102 盗塁30
- 2017年 打率.247 本塁打24 打点78 盗塁14
- 2018年 打率.315 本塁打34 打点89 盗塁33
- 2019年 打率.271 本塁打35 打点98 盗塁33
と、チームの打撃成績が落ちたシーズンと山田哲人選手の成績が面白いように比例しています。
前を打つ、元メジャーリーガーの青木宣親選手はまだまだ安定した成績で健在なだけに
チームの浮上には、「Mrトリプルスリー」の活躍が必須です!
問題児の退団とニュースターの誕生
シーズン60本塁打と、日本プロ野球界の歴史に名前を刻んだ
「ウラディミール・バレンティン」選手
2011年から9年間、長くヤクルトの4番を担った強打者ですが
ファンの方なら「バレンティンの守備」に苦い思い出が多いでしょう!
試合展開によっては、雑な打撃も目立った問題児は、歴代の監督とも度々衝突を起こし、2017年には球団最多となる5回の退場処分を受けるなど良い時と悪い時の差が激しく、プレー・メンタル両面での「安定感」と言う点においては少し不安を残していました。
そんな問題児は2019年にソフトバンクホークスへの移籍を発表!
なんだかんだと9年間で8度の30本塁打以上を記録した強打者の流出が痛くないわけはないですが…
そんなニュースを吹き飛ばしてくれそうなのが、2019年にすい星のごとく現れた

村上宗隆選手!
打率こそ.231と安定感に欠けましたが
20歳と言う若さで36本塁打96打点は「お見事!」の一言。
2020年は他球団からのマークも厳しくなることが予想されます!
しかし、大きなスケールを感じさせる若き大砲の登場は、スワローズファンのみならず、プロ野球ファンにとっても楽しみなところ!
バレンティン選手の穴を埋めるにとどまらず、それを補って余りある活躍を期待したいですね!