2020年 3月4日
日本高等学校野球連盟(高野連)と春の選抜の主催者である毎日新聞は
第92回センバツ高校野球大会を無観客開催を前提に調整する事を発表しました!
毎年、日本の春の風物詩として
プロ野球に先駆けて球春の到来を告げるセンバツ甲子園!
拡大の勢いが止まらない新型コロナウイルスの影響が
全国の高校球児にまで影響を及ぼすことになってしまいましたが
ここで一つ疑問が…
これまで
- ライブ・コンサート等の中止
- Jリーグをはじめとする各スポーツ試合の延期・中止
- 大規模イベントの中止
と、日本全国で「自粛ムード」一色
このように、著名人の方も安易な行動に釘を刺すようなコメントを出している中
なぜ高校野球だけは開催前提なんでしょうか!?
高校野球だけは特別なのか!?
注視にしないorできない理由があるんでしょうか…?
そんな気になる情報を見ていきたいと思います!
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なぜ中止にしないのか?
今回「開催前提」と発表した2020年のセンバツ高校野球。
世間がこれだけ自粛ムード一色なのに
一体なぜ中止にしないのでしょうか!?
いくつかの理由を見ていきます!
そもそも自粛要請期間じゃない
政府から全国の大規模イベント自粛要請
そして、小中高の3月15日までの休校要請等
これが一気に自粛ムードを高めましたが
そもそも2020年のセンバツ高校野球は
3月19日~3月31日までの開催となっています!
自粛要請期間の3月15日は一応クリアしているんですね…
もちろん、この3月15日と言う期間で
コロナウイルスを駆逐する事ができると言う保証も何もありませんが
一応、高野連の立場として考えると
名目上は開催しても文句は言われる筋合いはないんですね。
むしろ「無観客」を決断しただけ褒めてほしいくらいでしょうか?笑
球場と開催期間の問題
甲子園と言えば阪神甲子園球場
開催期間は春の選抜が春休み・夏の選手権は夏休みと
甲子園と言えばこの場所でこの期間!
と、言うのが明確に決まっています。
今回、高野連のお偉いさんも話していましたが
「場所・期間が限定されている。プロ球団の本拠地で春休み期間中に開催しなければいけない事を考えると延期は難しい」
とのこと。
なら中止にしろよ!笑
と、突っ込みたくもなりますが
そこは、先ほども書いたように一応は自粛期間明けの為
各団体に判断がゆだねられるところでしょうか。
とにかく儲かる「甲子園」
甲子園と言えば
「努力」「友情」「絆」
と、言った言葉が本当に良く似合うと思いますが
その裏では大人の事情が大きく働きます。
まず、高校野球を管轄している団体は「日本高等学校野球連盟」
その他のスポーツを管轄しているのが「全国高等学校体育連盟」
と、そもそも運営している組織が違うんですが
なぜ管轄が違うかは置いておいて。
高野連本当に儲かるそうですね。笑
まぁ、中止にできない一番の理由は
ほぼこれで間違いないのでしょうが…
平成29年のデータでは
春の選抜では約2億円の収益
夏の甲子園では約4億円の収益を上げているようです。
更に放映権は無料の為
NHKは無料で視聴率爆上げ確定のこのコンテンツを放送する事が出来ます。
過去には高野連も高体連に入るのでは?
と、噂があったようですが高野連はこれを拒否。
日本国内で絶対的な人気を誇るスポーツである野球。
経済効果も他のスポーツに比べて桁外れのようですが
今回の春の選抜もその辺りの事情も込みで
おいそれと中止にするわけにはいかないのでしょう。
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高校野球は特別扱い!?
そして高校野球に関して定期的に囁かれるのが
「なんで高校野球だけ特別なの!?」
と、言う声。
ご覧のように
既に荒れ狂ってる方々がネットには沢山登場していますね。笑
確かに甲子園と言えば
- 連日のテレビ放送
- ブラスバンド・チアリーダーを中心とした大応援団
- ニュースでも専用コーナーが設けられる程
その他にもいわゆる「野球強豪校」に在学した経験のある方なら
「野球部員の特別扱い」
を一度や二度は体験したことがあるかもしれませんね!
今回の「センバツ開催」もその特別扱いの一環なのでしょうか?
メディアからはセンバツ開催について
批判的な意見は今のところ見当たりません。
確かに、3月15日以降は自粛要請期間後ですが
現在、感染の勢いが増しているのを見ると
それどころではない気がしますが…
今後の展開次第ではどうなるんでしょうか?
注目してい見ていきましょう。
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