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【大赤字】大塚家具が経営危機!?原因をわかりやすく解説!【今更聞けない】

2019年 11月15日

前社長とのお家騒動で世間を賑わせた大塚家具。

2019年の1月~9月までの決算を発表しましたが
なんと6期連続の大赤字となりました!

経営者交代で、まさに大転落の大塚家具ですが
なぜ、こんな事になってしまったのか?

その原因をわかりやすく解説してみました!

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最新の決算書(2019年1月~9月)

気になる、最新の決算内容ですが

売上 210億300万円
当期純利益 -30億6200万円

マイナス30億円と言うのが強烈なインパクトをみせていますが…

それ以上に深刻なのが「手持ちキャッシュ(現金)の少なさ」

 

現在、手持ちですぐに動かせるお金が約21億円
売掛金など今から回収するお金と合わせても40億円前後になります

これに対して今から支払うお金(買掛金や短期借入金)の合計が50億円以上

こうしたことから、入ってくるお金よりも出てくるお金がとても多く

去年の同じ時期から、現預金は10億400万円減少しています。

 

一時は100億円以上あった大塚家具の現預金。

自分が経営している会社のお金が100億円あったのに
ここ数年で20億円まで減少。

更に、今年は30億円の赤字になると…

私だったら発狂しそうになりますが…笑

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なぜこんなことになったのか?

 

まずは、問題の発端となった大塚家具のお家騒動から振り返ってみましょう。

大塚家具は埼玉県で生まれた家具メーカー
当時では珍しい「会員制の家具メーカー」として急成長しました!

その後、時代の移り変わりと共にビジネスモデルが陳腐化し売上高・利益共に減少していき

勝久氏は経営悪化の責任を取る形で辞任して、娘の久美子氏が社長として就任しました。

ニトリやイケアを意識

新社長に就任した久美子さんは

台頭してきた「ニトリ」や「イケア」などカジュアルな家具メーカーを意識して

「入りやすく、見やすい、気楽に入れる店作り」

を、テーマにしてきました。

この戦略で大塚家具の売上高減少は止まり、10億円前後の利益があがるようになってからは
久美子社長就任は成功と言う雰囲気となっていましたが

ここにストップをかけたのが前社長の勝久氏!

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これまで、会員制・高級路線をとっていた勝久氏は、久美子氏のやり方が気に食わず
強制的に社長復帰、その後皆さんもご存知のお家騒動に発展していきます!

 

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赤字の原因は?

 

最大の原因は「競争相手を間違えた」事だといわれています。

お家騒動に勝利し、引き続き経営をふるっていくことになった久美子氏は

これまでと同様、ニトリやイケアなど低価格~中価格帯の家具メーカーのお客さんをターゲットにしてきました。

しかし、これが最大の失敗となります。

 

そもそも大塚家具に行かない

ニトリやイケアに行ったことのある方はわかると思いますが

そもそも「家具だけ」を見に行くことがあるでしょうか?

 

両方とも、おしゃれな雑貨やちょっとした小物や電化製品を手ごろな価格で置いており

「何かのついでに見に行く」

事が案外多いのではないでしょうか?

それに比べて大塚家具の店内は、スタイリッシュでおしゃれな家具が飾ってありますが
ニトリなどに比べると何となく入りにくい

 

それに、おしゃれな家具ならイケアにもあるし
店舗によってはちょっとしたカフェスペースもあるから、家族でゆっくり楽しめる

そんな客層とこれまでの高価格帯の客層をごちゃまぜにした結果

これまでの顧客は離れ、新しい顧客も訪れない

と、言う悪循環に陥ってしまいました。

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大塚家具のこれまでを見てきましたが

大口だった富裕層の顧客は離れていっている以上、今後V字回復と言うのは少し難しい状況でしょうか?

そして、自分からニトリなどの大衆向け低価格商品の市場に首を突っ込み、自分の首を自分で絞めてしまっています。

今後の復活はあるのでしょうか?
注目していきましょう!

 

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