2016年に日本一に輝いたチームは「大谷翔平」と言う投打の柱を一気に失い
- 2017年 5位
- 2018年 3位
- 2019年 5位
と、低迷気味。
それでも、2000年代に入ってからは10年間で
優勝2回・2位2回・3位2回
と、6回のAクラス入りは「黄金時代」とは言わないまでもまずまずの安定感。

9年目を迎えた「栗山政権」
育成に定評のあるチームには楽しみな若手がゴロゴロ!
楽しみな2020年以降を見ていきましょう!
Contents
打撃編
ソフトバンク・楽天・日本ハムと3チームが.251と言うチーム打率となった2019年のパ・リーグ
1位 西武ライオンズ .265
4位タイ ソフトバンク・楽天・日ハム .251
5位 千葉ロッテ .249
6位 オリックス .242
と、特別悪いように見えないファイターズですが、もう少し中身を紐解いてみると
- ソフトバンク
打率.251 本塁打183 総得点582 - 楽天
打率.251 本塁打141 総得点614 - 日ハム
打率.251 本塁打93 総得点560
と、苦しい内容。
特に、チーム本塁打はリーグ最下位・12球団中11位と深刻な数字。
千葉ロッテに移籍した「レアード選手」の不在が大きく影響したでしょうか?
- 1番 西川
率.288 本5 点41 盗塁19 - 2番 太田
率.289 本20 点77 盗塁6 - 3番 近藤
率.302 本2 点59 盗塁1
と、まずまずの成績を残したのに対し

4番 中田翔
打率.242 本24 打点80
と、今一つ
更に、その後を打つ5番バッターを6人の打者が入れ替わることで得点力を高めることができなかったファイターズ打線。
求められるのは本塁打をはじめとする「長打力」
うってつけの「金の卵」が今まさに芽を出そうとしています!
「育成の日ハム」と「高校通算最多本塁打」
- 中田翔
- ダルビッシュ有
- 有原航平
- 大谷翔平
更には、他球団から移籍組の
- 大田泰示
- 金子弐大
- 秋吉亮
など、鳴り物入りのルーキーから他球団からの移籍組まで
「栗山マジック」で、「育成」「復活」と確実に戦力としてきた日本ハムファイターズ
そんな栗山監督の次なるミッションは
高校通算111本塁打・清宮幸太郎選手

の育成です!
奇しくも、大谷選手のメジャー挑戦直後にドラフトで入団した清宮選手
栗山監督も
「感動しました。ここ数年、ドラフトがうまくいっていない中、チーム状況含めて、何が何でも来てもらわないといけなかった選手。本当の意味でのホームランバッターは少なくなってきている。王さんの記録を超えたいという覚悟を持ってプロに入ってくる。少しでも、そのサポートをしてあげたい。ちーむのではなく、日本の、世界のホームランバッターにするんだという思いはこっちにある」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171026s00001173310000c.html
と、コメント。
高卒1年目から1軍出場した才能は
- 2018年 試合53
率.200 本7 点18 - 2019年 試合81
率.204 本7 点33
と、1年目は高卒であることを考えると上出来
飛躍を期待された2年目はケガで出遅れた影響もあり、出場試合こそ増加しましたが大きく成績を伸ばすことはできませんでした。
この選手がクリーンアップに定着する事ができれば
- 1番 西川
- 2番 太田
- 3番 近藤
- 4番 中田
- 5番 清宮
と、安定した打線が組めることが期待できます!
パ・リーグで黄金時代を築いたソフトバンクホークスやセ・リーグ3連覇の広島など、強いチームの上位打線はほとんど固定されています!
攻撃力向上の最後のピースは、球界を代表する才能を持ったこの左バッターでしょう!