ほぼ毎日、国内で新しい感染者のニュースが報道されている
新型コロナウイルス
クルーズ船での船内感染や中国からの帰国者への対応など
政府の後手後手の対応が徐々に批判の的になりつつありますが
それ以上に、今ネット上で話題になっている・火が付きそうな問題が
「コロナウイルス検査してもらえない問題」
です!
実際にネット上では
明らかな体調不良なのに門前払いを食らった
医師から紹介してもらったのに保健所に拒否された
「検査対象外」の一点張りだった
などなど…
信じられないような対応の数々が報告されています。
今回は、そんな「とんでもない」医師や保健所の対応と
「なぜ保健所は検査に応じないのか?」
に、ついて見ていきたいと思います!
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Contents
「検査してもらえない!」人々の声
まずは、実際に保健所や病院で門前払いを食らった
悲痛な街の人々の声から見ていきます。
https://twitter.com/kaosu2525/status/1231854708903428096
と、挙げればきりがないほどの
皆さんの不安と不満の声が上がっています!
拒否される理由は?
では、これだけ感染者が増え
危機感が増しているのにも関わらず
保健所が「検査拒否」をしていると言う
信じられないような話が出回っているのでしょうか?
感染者数を抑えたい日本政府?
2020年2月24日現在
国内で感染が確認された人は、
日本で感染した人や中国からの旅行者などが140人、
クルーズ船の乗客乗員が691人、
チャーター機で帰国した人が14人の、合わせて845人となっています。
それに比べて、お隣の韓国国内での感染者数が発表され
24日の午前までに763人となっています。
なんだ!クルーズ船の件や中国からの帰国者を除けば
韓国の6分の1くらいしかいないじゃないか。
と、思われた方もいるかもしれませんが
こちらのコメントを見てみましょう
【新型コロナウィルスの対策予算】
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) February 23, 2020
香港自治政府:3500億円
シンガポール :5000億円
日本:150億円
【新型コロナウィルスの検査件数】
韓国:1万6000件以上
日本:800件程度
日本政府、新型肺炎の流行を防ぐ気ねーだろ。
更に安倍首相はここ数日新型コロナ対策本部も開かず、会食に時間を費やしている。
なんと、韓国では日本と比べると約20倍の数の
新型コロナウイルスの検査を行っているようですね…
これでは、検査結果に大きな差が出るのは当たり前
と言うより、日本の検査数の少なさが際立っているようにも見えます。
冒頭の「#検査拒否」のツイートたちを見ても
「感染者数の統計的な抑制」の為に検査を控えていると取られても
仕方がない政府の対応となっています。
「自前の検査キット」にこだわっている?
日本政府は2月18日、国立感染症研究所や一部の民間研究機関に依頼をして、1日に最大3800人の検査ができる体制を整備したと発表しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200224-00010012-jisin-soci
と、ようやく政府も重い腰を上げましたが
同じ記事の中でこんな指摘も挙げられています。
「この数では少なすぎる。1日20万件以上も検査できる能力を持つ民間企業もあるのにも関わらず、厚労省は検査数を絞っているように見えます。いま明らかになっている感染者は氷山の一角でしょう。自覚のないままに感染した人が相当数いると考えるのが妥当です。“疑わしい人”や希望者全員の検査が必要なんです」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200224-00010012-jisin-soci
ちなにに先程取り上げた韓国では
スイスの製薬会社が開発した検査キットや中国で使用されている検査キットを
積極的に使用して検査を行っているそうです。
それに比べて日本政府は
海外製品の安全性の問題
を、理由にこの検査キットを使用していません。
しかし、本当の理由は
天下り利権優先のため国産検査キット開発まで検査数を抑制
とも言われています。
ちなみに
中国・フィリピン・アメリカ・スイス
では、既に検査キットの開発に成功し実際に使用しています
日本は「開発」を発表しただけ
先進国が聞いてあきれるこの対応の遅さ。
一体、なぜこんなことになってしまったんでしょうか?
続いては、日本政府のここまでの対応を見ていきましょう!
日本政府のヤバい対応一覧
- ザル検疫を実施後、中国・武漢からの帰国者から発症
- クルーズ船の乗客への検査を行わずウイルスが蔓延したところで下船
↓
その後、乗客だった人から発症 - 医師が要請しても保健所が検査拒否→感染者数の抑制?
(日本の感染検査数は1700人・韓国の感染検査数は2万人超) - オリンピック大会委員長森喜朗氏
「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っているんですが、どうぞお帰りになったら手を洗うとか、特に選手は気をつけて風邪など引かないようにウイルスをもらわないように」と、発言 - 厚労省・金井局長
「『ゴジラ』のような大きなせきをする人がいない限り感染しない」 - 政府の基本方針
症状が軽ければ「検査を受ける」のではなく「自宅療養」
風邪や発熱があれば休養を取るように→当たり前
企業へテレワークや時間差出勤を要請→政府は何をするのか?
一体、日本政府は国民に何をしてくれるのでしょうか…?
「人命」よりも「お金」優先の日本政府?
今回、このような日本政府の対応となってしまった原因の
大きなキーワードが
「インバウンド」と「東京オリンピック」
だと言われています。
今や日本経済を大きく支えている「インバウンド消費」
2019年はラグビーワールドカップ
そして東京オリンピック
大阪万博からカジノ誘致まで
日本政府としてはなんとか海外マネーを呼び込もうとここ数年必死でした
と、そこで発生したのがこのコロナウイルス感染。
日本政府としては「日本は安全ですよ」と言うアピールをしたいところだったのでしょうが
既に時遅し。
海外からは、対応のまずさを指摘され批判を浴びています。
それでも、オリンピック大会組織委員会のメンバーからは
「君たちは東京五輪を開催中止にしたら、どれだけの経済損失が出るか分かっているのか。そんなことよりも、どうやって大会を成功させるか。それを考えることが日本のマスコミの責務のはずだ。もう、賽は投げられたから突き進むしかない。イチかバチかかもしれないが、このウイルスとの勝負に勝って、大会を成功させれば我々日本人は歴史に名を残せることになるじゃないか」
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18777?page=2
何て言う恐ろしい発言も…
当然、僕は生まれていませんでしたが
大戦中のメディア統制・神風精神・一億総玉砕
時代は変わっても、日本の本質は変わっていないようですね。
そして、最後に泣くのはいつも一般国民の方々です…
今回の大規模感染。
一体どんな結末を迎えるんでしょうか?
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