春は4回・夏は7回の優勝
合わせて11回の甲子園制覇は全国1位の回数を誇る高校野球の名門校
中京大中京高校
2020年、12度目の全国制覇を目指し春の選抜に出場する超強豪ですが
直近の全国大会である「明治神宮野球大会」では見事初優勝を飾り
チームの仕上がりも上々。
秋は、プロ注目の「高橋宏斗」投手を中心に厚い選手層で勝ち上がりましたが
この春は一体どんな成績を残してくれるでしょうか?
攻撃陣・野手陣、共に戦力を見ていきます!
秋の東海地区大会・明治神宮大会のスコアをチェック
東海地区大会
1回戦 津商業(三重) 7-0
準々決勝 藤枝明誠(静岡) 12-5
準決勝 県岐阜商(岐阜) 9-6
明治神宮大会(高校の部)
1回戦 明徳義塾(高知) 8-0
準決勝 天理(奈良) 10-9
決勝 健大高崎(群馬) 4-3
注目選手・野手編
強打を誇る中京打線の中心に座るのが
「中山礼都」選手!
昨年夏からレギュラーとして活躍していた中山選手は
2019年秋の東海大会では
打率 .545 0本塁打 10打点 出塁率.615
と、圧倒的な成績を残しました!
まず、打撃の印象ですが
ノーステップから最短距離でバットが出てきていますね。
それから、ノーステップ打法は先に足が地面についている為
前に体が突っ込んでしまう傾向にありますが、中山選手の場合はそれを感じません。
強いインパクトから逆方向に長打を打てるのも魅力的です!
そして打撃よりも印象的なのが守備!
抜群の守備範囲と言うよりは「堅い!」守備ですね!
球際の強さ、ハンドリングそして捕ってからの速さと強肩。
「守備範囲に来たらまずアウトにしますよ」
と言う雰囲気を感じます。
この辺りの、球際の強さが2年生から強豪中京大中京でレギュラーを獲得した要因の一つであることは間違いないでしょう!
注目選手・投手編
こちらは、今大会ナンバー1候補にも挙がる剛腕
「高橋宏斗」投手を上げましょう!
明治神宮大会で対戦した馬淵監督をして
「今年見た中で一番の投手。球が低めに来る。体が開かないから。右打者の外角直球が遠く感じる。球筋がいい」
と、コメント!
その時のピッチングがこちら!
球速はMAX148キロ!
試合では140キロ戦半をコンスタントに記録し
スライダー、ツーシーム系のボールも低めに集まっています!
ポイントは「高めに浮いたストレート」でしょうか?
ここを上手くコントロールする事ができれば
手が付けられなくなる可能性はありますね!
中京大中京が優勝する可能性は?
2020年の選抜優勝候補としては
大阪桐蔭・天理高校・東海大相模が挙げられますが
その一角に入り込む実力は十分にありそうです!
秋の高校野球を制した勢いをそのままに、一気に春も制覇と行きたいですね!