2019年末から世界中に感染が広がっている
新型コロナウイルス
中国から感染拡大し東アジア、現在はイタリアでも大規模感染が広まり
いよいよパンデミックの様相を呈しています!
そんな中、日本では大きな報道はありませんが
アフリカを発祥とし、中国が戦々恐々としているのが
バッタの大量発生
であることを皆さんはご存知でしょうか!?
今回は、そんなバッタの大量発生である「蝗害(こうがい)」について
内容を見ていくと同時に
日本へはどんな影響があるのかについて
一緒に見ていくことにしましょう!
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「過去最大」ってどれくらい?
バッタの大量発生
と、聞くと日本ではピンとこない方の方が多いかと思いますが
実は、中東~アフリカ方面では頻繁に発生しており
昔から農作物に対するバッタの被害と戦っていたと言う文献がたくさん残っています。
(日本と言えばバッタよりもイナゴですね)
そして、今回アフリカで発生したバッタの映像がこちら…
…想像以上ですね。
ちなみにこちらのツイートも中々衝撃的な映像を紹介してくれています
紛争を停止させるほどの脅威…
なんと、今回飛来しているバッタの数は
ケニアで1000億匹~2000億匹
全体では4000億匹とも言われており
ソマリアでは「国家非常事態宣言」
も、発表されています!
大量のバッタはなぜ発生した?
この大量のバッタたち。
なぜこんなにも発生してしまったのか?
その理由をわかりやすく見ていきたいと思います!
バッタは種類が変化する
これを調べるまで私も知らなかったのですが
バッタは仲間が多い時と少ない時で性格が変化するそうです!
なんとも不思議な話ですが
要するに
私たちが空き地や原っぱでよく見かけるバッタは
「孤独相」
と、言う種類に分類されています。
良く、草むらで一匹で跳ねまわっているあのバッタですね!
しかし、このバッタたちが環境の影響などで
長い期間「過密状態」に置かれると
「群生相」と呼ばれるバッタに変化し
「孤独相」のバッタに比べると
- 色が赤っぽくなる
- 群生相のバッタは互いに近づこうとする
(群れを作る) - 産卵前期間が増加する
- 孤独相の時には食べなかった植物まで食べるようになる。
と、言う特徴が現れます
要するに
群れをつくるようになって、行動力がついて
繁殖力もついて、今まで食べなかったものを食べるようになる!
と、言う事ですね!
今回、大量発生しているバッタはアフリカ地方で続いた大雨の影響で
植物が例年よりもよく繁殖し、それを食べるバッタも繁殖を繰り返し
移動する頃には今回のような「大群」になってしまったと言われています!
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日本への影響は?
でも、そのバッタってまだアフリカの方とか中東で止まってるんでしょ?
なんて思っているそこのあなた!
(いないですかね…笑)
確かに、日本に飛来する可能性は非常に少ないですし
直接的な影響を及ぼすことはなさそうです。
しかし、現在このバッタたちに冷や汗を流しているのが
ほかならぬ中国なんですね!
ご存知の通り、中国は今新型コロナウイルスでてんてこまい
そんな中、過去の文献には日食、地震、冷害と並んで
このバッタの被害が記されているほど悩まされていた蝗害
万が一、このバッタたちが中国上陸となれば更なるパニックに陥ることは確実
現在のコロナウイルスでも
実は、機械メーカーの部品や工具などの輸入が滞り始めている状態
中国国内の食料に影響が出るようであれば
日本への食糧輸出も合わせて滞る可能性は大です。
そうなると、また買い占め問題やデマなど…
それによる食料品の高騰…etc
上げればキリがないほどの問題が噴出する可能背は大いに高いですね。
他力本願な書き方で申し訳ないのですが
なんとか水際で叩いてもらって
これ以上、厄介ごとを日本へ持ち込んでほしくない物ですが・・・・
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