【スペイン】躍進する極右政党「VOX」とは?わかりやすく解説!【今更聞けない】

今更聞けないシリーズ

 

EUへの反発や移民問題に始まったイギリスのEU離脱問題を皮切りに

ナショナリズム(自分の国が一番大事)が大きなトレンドとなっているヨーロッパ諸国。

2019年11月10日にはスペインで年内2度目の総選挙が行われ
極右政党のボックス(VOX)と言う政党が議席数を倍増させ(24→52)国内の第3党に躍進しました!

 

今回は、なぜスペインでも右派の動きが大きくなっているのか。
VOXはどういった政党なのかを、日本では中々放送されないスペインの政治状況を見ながら確認してみましょう!

 

スポンサーリンク

 

スペインの現在の与党と国内に抱える問題を確認!

まずは、スペインの現在の第一党

そして、国内で抱える問題について紐解いてみます!

 

現在の与党

現在、最も議席数を持っているのは社会労働党と言い

中道左派(国が国民の格差をなくすため、増税・社会福祉の充実や・公共工事などに比較的積極的)の立場をとっていると言われています。

今回のスペインでの総選挙では350議席中123議席を獲得し、国内の第一党を確保はしましたが、過半数には届かなかったため今後の政権運営に不安定さを残す結果となりました!

 

スペイン国内の現在の課題は?

移民問題

スペインでは、他のヨーロッパ諸国の例にもれず移民問題が大きな問題になっています。

次の地図を見てみましょう。

 

丸で囲ってある部分がスペインとモロッコの接する部分。
なんとこの間の海峡の距離は14キロメートルだそうです!

アフリカから貧困を逃れるためヨーロッパを目指す多くの人が
この海峡を越えてスペインを目指してきます。

そして、他の国と同様。

スペインに馴染めなかった移民が難民となり、治安の悪化や社会福祉費の増大などの問題を巻き起こすなど、国内から不満の声が上がっています。

 

カタルーニャ州独立問題

2010年代から拡大してきた「カタルーニャ独立運動」

どういう事かと言うと、フランスなどの地域と接しており歴史的に商工業が盛んな地域であり、バルセロナなど観光産業も栄えているスペイン国内カタルーニャ自治区が

「自分たちで国を運営した方がいい!」

と言うことから起きた独立運動のこと。

今回の、ボックス躍進の大きな要因でもあります!

スポンサーリンク

 

VOX(ボックス)の政治的立場

ここで今回の主役「VOX」の政治的な立場を見ていきましょう!

  • 不法移民に反対

  • カルターニャ州の独立に反対
    ※自治権の剥奪・州首相の逮捕

  • 同性婚の廃止
  • 保護貿易の重視
  • 伝統行事(闘牛)の活性化

 

などなど、国益の保護や同性婚の廃止を見ると非常に保守的な政党で、国内でも極右と言われる立場に置かれています!

 

スポンサーリンク

 

なぜ躍進した?

主な理由は二つだと言われています!

現在、失業率が30%台と非常に高くなっているスペイン

一つ目は、先ほど取り上げたカタルーニャ独立問題

カタルーニャ自治区はスペイン国内のGDPの約20%を持つ地域であり
独立を認めてしまうと、経済的に非常に厳しい立場に立たされてしまいます。

そして、不法移民の問題。

これも、先ほど書いたように

移民が国内の仕事を奪っている。
治安の悪化や社会福祉費が余計にかかっている。

などなど、国民感情がとても悪くなっていることから

公約に掲げている、不法移民の排除やカタルーニャ自治区の独立を認めない動きなどが多くの国民に受けていることが要因だと考えられています!

 

スポンサーリンク

以上、今回はスペイン国内の政治問題と、台頭する右派政党「VOX」について軽くおさらいしてみました!

 

バルセロナと言えばサッカーで有名な地域であり、日本人の方でもなじみ深いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

今回のニュースをきっかけに、今後の動きに注視してみるのもいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました